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いつもブログをご覧頂きありがとうございます。このブログを書いていますミライです。
生霊返しで最も有名な、不動明王の「不動王生霊返し」についてお話ししたいと思います。
不動王生霊返し
不動王生霊返しとは、高知県香美郡物部村に伝えられている呪術で、「もえん不動明王、火炎不動王、波切不動王~」から始まる呪文を唱えながら、呪いを返したい相手に見立てた藁人形を、呪いが返るまで毎晩丑三つ時に釘やナイフで刺すものです。
生霊返しをするとどうなる?
不動王生霊返しには、呪いを返す以上の呪力があり、相手からかけられた呪いを返したい場合だけでなく、呪詛、即ち、相手を呪い殺す際にも行われている呪術です。
不動王生霊返しの呪文を唱え、藁人形を滅多刺しにし、生霊返しの効果が目にみえて表れるまで毎晩怨みの思いのままに藁人形を痛めつける生霊返しは、呪われた以上のものを返す呪術で、血を吐いて死に、死後七代に渡って子孫が地獄へ落ちるまでもの力を持つ不動王生霊返しは、呪いを返すどころか呪殺と同様の力を持ちます。
生霊返しとは本来、生霊を飛ばした本人の元へ魂を返すことを言います。
人を呪っている人は、今以上の苦しみなんてないと思っている為に先のことなど全く考えていないと思いますが、人を呪うと因果応報の法則により、突発的な事故で半身不随になる、手足を切断する、原因不明の意識不明になるなど、呪いよりも恐ろしく今より苦しくなる神罰が下る恐れがあるので、生霊返しは行わないようにしましょう。
不動明王真言
不動明王は大日如来の化身で、五大明王の中で最高位にある神様です。
炎を背負い、憤怒相で右手に降魔の剣、左手には人々を救う網を持ち、なんとしてでも悪魔を降伏させ、災厄を祓い、人々を救済するというご利益の神様です。
不動明王のご真言には、悪霊調伏や、災厄や煩悩を祓う力があります。
真言とは「真実の言葉」「秘密の言葉」であり、呪術的な言葉で、唱えることに意味があります。
不動王生霊返しがしたいと言う方は、人を呪うのではなく、呪いを祈りに変えると良いでしょう。
不動明王のご真言を唱え、悪い思いが取り祓われることを祈りましょう。
不動明王の真言
「ノウマク サンマンダ バサラダン センダンマカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン」
これを7回、もしくは21回唱えます。
落ち着かない時は気が済むまで唱えると良いでしょう。
まとめ
不動王生霊返しは、生霊を返す以上の呪詛であるので、生霊を返したい場合は除霊ができる神社やお寺で生霊を外して貰うと良いでしょう。
普段から、生霊を飛ばされることのないような生活と、穏やかな人間関係を築くことが大切です。