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いつもブログをご覧頂きありがとうございます。このブログを書いていますミライです。
日本の各地に、山や湖を巨人が作ったと言う「巨人伝説」があります。
地域によっては、ダイダラボウ、デイダラボウ、デイダラボッチなど、様々な呼び名があります。
「この沼はダイダラボッチの足跡によって作られた」
「この山はダイダラボッチが土を盛って出来た」など、
山の中や自然の多い旅行先へ行くと、そのような巨人伝説の看板をちらほら見ることがありますが、私が一番印象的だったのは、茨城県水戸市にある大串貝塚と、ダイダラボッチが腰を下ろしてひと休みしたという長野県の高ボッチ高原です。
先日のやりすぎ都市伝説で、茨城県水戸市の大串貝塚について放送されていましたので、少し書いてみようと思います。
10年前に行った時の写真です。
茨城県水戸市にある大串貝塚は、文献に記された貝塚では世界で最も古い貝塚と言われており、ダイダラボッチと呼ばれる巨人が山を動かして日当たりを良くしたり、川を作って水捌けを良くしたりしたという伝説が残されています。
全長20メートル以上ある、ダイダラボッチの像です。
人々が生活しやすいように山や川を形成してくれる様子を、昔の人がこのような巨人の姿に想像したのか、あるいは、巨人が自然を造る様子を見たり感じた人がいたのでしょう。
日当たりと言えば水戸市の東北に日が立ち昇る日立市があり、水捌けと言えば大串公園を中心に太平洋からの川が南北に分かれていますが、日立からの陽を遮らないように近隣に低山を造り、水捌けを良くする為に那珂川と涸沼へ続く川を造ったのでしょうかね?
日本の伝説は想像が膨らみますね!