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いつもブログをご覧頂きありがとうございます。このブログを書いていますミライです。
好きな人に片思いをしている時や、別れた彼氏や彼女とよりを戻したい時、恋愛成就のおまじないや、恋愛の神様に縋りたいと思う人もいることでしょう。
復縁成就や恋愛成就を願うのに最適な神様のおまじない(呪術)についてお話ししたいと思います。
恋愛の神様 愛染明王とは
愛染明王は愛染王とも呼ばれ、明王とはサンスクリット語でヴィドヤーラージャと言い「最も優れた者」を意味しています。
サンスクリット語のラーガラージャは「赤色の王」という意味で、愛染明王は愛欲に染まった恋愛成就や縁結びの神様として祀られて来ました。
愛染明王は、赤い蓮華の上で結跏趺坐し(瞑想の座り方の1つ)、一面六臂で額に目があり、頭には獅子の冠と五鈷鉤、手には金剛杵と五鈷鈴、そして愛のキューピットの弓と矢を持つ赤色の体をした神様で、金剛薩埵の化身です。
愛染明王は、煩悩である欲望や執着を悟りに変え、恋愛を成就させるご利益のある神様です。
恋愛成就のご利益のある神様や神社仏閣は全国に多数ありますが、神様の名前に「愛」が付いているのは良いですよね。
愛染明王のご真言
真言とは真実の言葉、即ち、願いを叶える呪文(おまじない)です。
愛染明王のご真言は、
「オン・マカラギャ・バザロシュニシャ・バザラサトバ・ジャクウンバンコク」です。
真言は1回、3回、7回、21回、108回の区切りで唱えることが多いですが、真言は言葉自体に呪力があり、唱える回数が多ければ多い程効果があります。
尚、真言を唱える時は急を要する以外、口を濯いでから唱えます。
恋愛成就や復縁成就を願って真言を唱える場合、結ばれなくて辛い感情を持って唱えるのではなく、身を整えて綺麗な心の状態で唱えると良いでしょう。
愛染明王の敬愛法のやり方
愛染明王の敬愛法(きょうあいほう)とは、愛染明王をご本尊とする五種の法、調伏、息災、増益、鉤召、敬愛の1つで、最も広く行われていた修法です。
愛染明王の敬愛法のやり方
1. 愛染明王の印を結びます。
印(いん)とは、密教の作法で、両手の指で形を作って仏と一体となるものです。
愛染明王の根本印は両手で外縛(右手を手前にして指を交差して組む)した後に、内縛(右手を手前にして指を交差して掌内に指を入れて組む)し、両方の中指だけ立てて交差させます。
2. 愛染明王のご真言を唱えます。
「オン・マカラギャ・バザロシュニシャ・バザラサトバ・ジャクウンバンコク」を唱えながら、心、額、喉、頭上に加持(軽く触れる・意識する)します。
3. これを三十万回行います。
30万回は相当な回数です。唱える早さや声の大きさによりますが、普通の人では数千回で喉が痛くなったり、声がガラガラになったりして、1日では唱えきれないでしょう。
また、愛染明王の敬愛法はただ印を結んで真言を唱えればいいというものではなく、愛染明王の敬愛法を行うには正座や椅子に座るなどして姿勢を整えて、意識を集中しなければなりません。
本当に効果のある恋愛成就や復縁成就のおまじないは、並大抵のものではないですね。
愛染明王の敬愛法の効果
愛染明王の敬愛法を行うと、好きな人から愛され、調伏のご利益があるとされています。
調伏とは悪魔や怨敵を制することで、つまり、ライバルに勝ち、恋愛成就を妨げる邪悪なものから身を守るという意味です。
片思いの人は好きな人から愛され、復縁したい人は元カレや元カノから再び愛されるようになる、そのようなご利益が期待されます。
目に見えない力を見方につけるには、強い呪力(効果のあるおまじない)が必要とされるでしょう。
愛染明王の敬愛法による復縁成就の効果
愛染明王の敬愛法による復縁成就の効果は、元カレや元カノに新しい彼女や彼氏がいても、愛染明王の敬愛法の効力である怨敵を制する力によって相手が別れ、自分の元に帰って来て再び愛されるようになるご利益が期待されるでしょう。
愛染明王のご利益である「欲望や執着の煩悩を悟りに変える」という変化によって、元カレや元カノにとって新しい良い印象となり、付き合っていた時とは違う新鮮な気持ちにさせ、生まれ変わった新たな自分を魅せることができるのでしょう。
復縁する為には自分磨きが良いとよく言われますが、自分磨きをしたところで自分のわがままな性格であったり、愛ではなく執着や未練という煩悩を持ち続けていては復縁はできません。
愛染明王の敬愛法で元カレや元カノ、元旦那や元嫁と復縁するには、愛染明王の呪力を借りて一体化し、煩悩となるマイナスな執着を捨てて祈ることが大切でしょう。
愛染明王をご本尊とするお寺
愛染明王をご本尊とするお寺一覧です。
参拝の際は、HPなどで確認してからご参拝お願いします。
新潟県 駒形山妙高寺
群馬県 延命山福寿院十輪寺
千葉県 長禅寺
東京都 練月山愛染院観音寺
東京都 光明山愛染院日曜寺
静岡県 愛染明王堂
滋賀県 勝軍山新放生寺舎那院
三重県 遍光山愛染院願成寺
京都府 金剛心院
和歌山県 高野山金剛三昧院
和歌山県 福智院
和歌山県 増福院
大阪府 愛染堂勝鬘院
兵庫県 正覚院
徳島県 八葉山神宮寺東林院
徳島県 報恩寺
ご本尊とは別に愛染明王を祀る寺院一覧
ご本尊ではないけれど、愛染明王を祀る寺院一覧です。
参拝の際は、HPなどで確認してからご参拝お願いします。
石川加賀市の愛染寺(ご本尊は薬師瑠璃光如来)
石川県金沢市の永安寺(ご本尊は阿弥陀如来)
神奈川県鎌倉市の覚園寺(ご本尊は薬師三尊坐像 十二神将)
山梨県甲州市の放光寺(ご本尊は大日如来)
長野県千曲市の長雲寺(ご本尊は五大明王『不動明王・降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王』)
三重県伊勢市の世義寺(ご本尊は薬師如来)
京都府京都市右京区の神護寺(ご本尊は薬師如来)
京都府木津川市の神童寺(ご本尊は蔵王権現)
奈良県奈良市の西大寺(ご本尊は釈迦如来)
愛知県豊橋市の赤岩寺愛染堂(ご本尊は聖観音)
大阪府枚方市の久修園院(ご本尊は釈迦如来)
岡山県備前市の西法院(ご本尊は十一面千手観音菩薩)