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いつもブログをご覧頂きありがとうございます。このブログを書いていますミライです。
インターネットが世の中に広く普及した今、ほんの数十年前には想像もつかなかった目まぐるしい時代になりました。
そんな中、子供の頃からインターネットを日常的に使用して暮らしてきた10代~30代位の方で、文化や価値観の違いを感じる40代~60代以上の人に対して、
- 「TikTokすらやってないから、流行りを何も知らない」
- 「社畜のように働いていて可哀想」
- 「なんとなく威圧的な感じがして嫌い」
- 「考え方が古臭いし、一昔も二昔も前に流行ったことを今頃知ってる感じ」
- 「テレビに洗脳されている情報弱者や、頑固な人ばっかりでうんざりする」
- 「昔の苦労話とかどうでもいいし、とにかくめんどくさい」
- 「昭和時代の不便で泥臭い人生を歩んできた残念な人達」
などと見下している人はいませんか?
いち早く情報を知り、新しいことを取り入れて生活に生かして暮らすことが正しく優れている訳ではありません。
また、インターネットやSNSを使いこなし、情報社会に精通している人の方が、生きて行く上での知恵や知識を何でも知っている訳でもありません。
人生の悩み事を何でも検索で解決しようとする人がいますが、年を取らないとわからないことや、長年生きていないと得られない知識や知恵があります。
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団塊の世代の人達や今の高齢者と呼ばれる人達は、インターネットがないどころか今より物が少ない時代に生まれ育ち、貧しさを経験し、親兄弟家族の為に汗水垂らして一生懸命働き、日本の高度経済成長を支えて生きて来られました。
そんな親の背中を見て育ったのが、今の40代~50代の人達です。
どんなにYouTubeやTwitterやTikTokやInstagramなどのSNSによる情報の影響力が世の中にあっても、それらの流行りに一切動かされない、それらの情報を一切必要としない人は沢山います。
それは決して情弱であるからとか、古い考えの人間であるからではありません。
年齢の多様性という言葉がありますが、これはZ世代の価値観に合わせることではありません。
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また、古い時代に生きた人達の知恵や知識を失わせるものでもありません。
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「老害」という言葉が定着するほどの世の中ですが、長い年月を生き、いずれ自分が向かう境地である人生経験豊富な年上の人達を敬う心を忘れないようにしましょう。
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