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いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。このブログを書いていますミライです。
今から9年前の2011年3月11日の14時46分18秒に東日本大震災が起きました。大地震の後に巨大津波、原発が爆発、15,899人の方が亡くなり、2,529人が行方不明となりました。
巨大津波で家や多くの人が流されている報道を見て、日本全国、日本人はどれだけ心を傷めたでしょうか。
大きな余震が続き、テレビでは連日「命を守る行動をして下さい!」と強く訴えかけ、1人1人が本気で命を守る行動をとっていました。
目の前で家族が流された人、家も家族も会社も何もかも無くなった人、溺れて津波に流されながらなんとか一命を取りとめた人、子供を迎えに行く途中で津波に飲み込まれた人、屋根の上で助けを求める人達、ペットの犬を抱き抱えながらヘリコプターで助けられる人、海に向かって「おかあさーん」と泣き叫ぶ子供、世話ができなくなり餓死することになった牧場の多くの牛達、家族と連絡が取れなくて避難所で涙を流す人達、連日多くの遺体を発見して運ぶ作業が続く陸上自衛隊員。
サランラップに包まれた白いおにぎりを貰う人々、全国から届けられる物資、炊き出し、募金、助け合い。
日本中が1つになり、「絆」と言う言葉が注目されました。
今世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスは、大地震のように体感で分かるものではなく、目に見えない災害です。
「自分が住んでる都道府県はコロナウイルスの感染者が少ないから大丈夫。」「今東京は人が少ないから遊びに行っても逆に大丈夫。」「ガラガラの渋谷のスクランブル交差点に行って写真を撮りたい」「仲の良い友達と遊ぶだけだから大丈夫。」「コロナコロナって騒ぎすぎ」「コロナに気をつけてるのがカッコ悪い」そんな考えの人も多いかもしれませんが、新型コロナウイルスはこのような考えを持った人の隣にたまたま居た全く関係の無い人が感染し、その方の家族や職場の人にも感染するウイルスです。
治療する人達にも感染のリスクがあります。イタリアでは100人以上の医師が新型コロナウイルスで亡くなりました。こういうことを言うと「ここはイタリアじゃないし」と思う人もいることでしょう。
東日本大震災で1人1人が本気で命を守る行動を取って来たように、今1人1人がもっと本気でこの新型コロナウイルスを警戒し、自粛し、1人単位でも、職場単位でも、会社単位でも、もっと本気を出して感染拡大防止の為の行動を取る時です。
目先の快楽や損得を優先させている場合ではないのです。