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いつもブログをご覧頂きありがとうございます。このブログを書いていますミライです。
会社の忘年会に行きたくなくて憂鬱な気分でいる方はいませんか？
1年を締め括る会社の忘年会は、幹事役でみんなに楽しんで貰おうと頭の中がいっぱいの人もいれば、ただで飲めるから嬉しいと思っている人もいれば、ちょっと帰りが遅くなる位にしか思っていない人もいることでしょう。
常日頃から仕事が終わったらさっさと帰りたい人にとっては、忘年会は面倒以外何物でもないのかもしれません。
忘年会に行きたくない人の心の中は、
- 仕事以外の時間まで一緒に居たくない
- 会社の人とプライベートな話をするつもりはない
- 話せる人がいないから行きたくない
- 職場の人がお酒を飲んだ時の変なノリが嫌い
- 会社の人と飲むなんて時間の無駄
と、憂鬱な気分でいるかもしれませんが、どうしても忘年会に行くしかない時は、もう全部諦めて腹を括るしかないでしょう。
会社の忘年会と言えば1つ印象的だったことがあります。50～60人位の職場の忘年会ですが、いつも参加している大人しい感じの1人の男の子がいました。
忘年会どころか、その子は新年会も送別会も歓迎会も何かあると必ず参加していました。
私は内心、「あの子、誰とも話す人がいないのにいつもちゃんと参加して偉いなぁ」と思っていました。
普通は嫌で仕方がないと思うのに、あの子の心の中は一体どうなっているんだろう？と思う程でした。
職場の忘年会は相変わらず、普段から仲の良い人達同士で盛り上がり、別の大人しい感じの人はいかにも嫌そうに「早く終わらないかなぁ」という顔をしてつまらなそうにしているのですが、お酒も入り、時間が経つに連れ、リーダー的存在の人がその1人で黙って大人しく座っている男の子に「〇〇、飲んでるか？」と声を掛けたのです。
するとその男の子は上を見上げ「はい、飲んでます」と言って軽く頭を下げたのです。
それを見た私は「この子はもう大丈夫だ（会社で楽しくやって行ける）」と感じました。
今のをきっかけに、この子はみんなと話すようになり、上司からも好かれるようになると感じたのですが、それからトントン拍子にその子は私が思った通りになって行きました。
要するに、忘年会をきっかけに信頼を買われたのです。
人は、見てないようで見ているものであり、1人なのに嫌な顔1つせずにいつも参加している人を、周囲の人や上司達は真面目で信頼できる人間として買ったのです。
忘年会をきっかけに、仕事以外の時間に周りから話を振られることが増え、みんなと話すようになり、何か責任ある新しい仕事が入った時には上司が「〇〇にやらせよう」と言ってその男の子を信頼し、その男の子は仕事がとてもうまくいくようになりました。
一方、いつも忘年会や新年会に参加しない人はどうかと言うと、やはり上司は裏で「あいつはダメだ」と諦められていました。休むことなく仕事がきちんと出来る人なのにです。
これは私が20年前にいた会社の職場の話で、今は時代が変わり、会社の風習も変わっているとは思いますが、働いているのは生身の人間であり、やはり人の心や基本的なことは変わらないのではないかと思います。
この時何が起きたのかと言うと、話す人が誰もいなくて1人で忘年会に参加しているけど嫌に思っていないという氣が、周りに伝わったのです。
嫌に思っていないと分かったので、上司はその男の子だけに声を掛けたのです。誰だって、自分のことを嫌いな人のことは嫌いですし、余り話し掛けようとは思いません。
また、今まで誰も話し掛けなかったのは、その男の子が周りの人のことをどう思っているかが分からなかったからであり、忘年会も新年会も歓迎会も送別会もいつも1人で参加している現実を見て周りの人は、「自分は嫌われてないかも」と思うようになり、それならば1人でいるのは可哀想という気持ちに変化し、仲間に入れてあげようという気持ちが生まれて行ったのです。
忘年会が嫌で嫌で仕方がない人は、みんなの輪の中に参加するという意識が強過ぎるのかもしれません。
みんなの輪の中に自分が居ると考えるから「私はお前らとは違う」というような反発意識が芽生えるのかもしれません。
会社の忘年会に参加するのが憂鬱で仕方がない人は、
- 真面目に参加している私をきっと誰かが見てくれているはず
- 今日の夕食がたまたま、この場所であるだけ
- これもいつか良い思い出になる
- 参加していない人よりマシ
- 今のこの時間は自分の気持ちとは裏腹に、凄くプラスになっている
そんな風に思うと良いでしょう。
まだ起きていない嫌な予定がある時は、想像や不安が膨らみ、嫌で嫌で仕方がないものですが、終わってしまえばあっという間で「何をそんなに憂鬱だったのだろう？」と思えてしまうものです。
腹を括って忘年会に参加してみましょう！
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